うちの歯科医院は、車いすには対応していません。杖か介護者による介助で3段の階段を上がり下がりする必要があります。
歯科医療においても、様々な要因によって、患者さんが求めるものとその結果に大きな隔たりを生じる場合があります。画一的な治療システムやサービスが必ずしも良い結果をもたらすわけではありません。
当院の診断や診療において良好な結果が得られないと考える場合には、当院以外の他の歯科医院のセカンドオピニオンや受診をお勧めします。
なお、佐藤歯科医院ではインプラント治療は行いません。
また、佐藤歯科医院は完全予約制のため、待合に患者が何人も待っていることはありません。
さらに、二人以上の患者を診療室に並べて治療をする平行診療はできません。「
待合にたくさん患者が待っていて診療室内にもたくさん患者が並んでいる歯医者が流行っているから良い歯医者だ」と言う判断基準をお持ちの方は、そういう医療機関への受診をお勧めします。
治療によっては、痛いことも、苦しいことも、不便なことや見た目が悪いこと等、やむを得ず患者さんに強いることになります。痛くない、楽ちんでポンと終わるような
、行き当たりばたりで
やっつけ仕事な
治療、ホテルのような「接遇」を第一に求める人は、まったくもって、うちの歯科医院では対応できません。
当院は、以前から
保険治療の一部負担金を頂く患者さん
すべてに、領収書兼「詳しい診療明細書」をお渡ししています。
詳しい診療明細書の発行のためにその場でカルテを入力していますから時間がかかります。だから、たくさんの患者さんを診ることができません。
私の治療方針になじめない方や神経質な方は、他の歯科医院を受診することをおススメします。
ウチには衛生士が居ませんので、私(歯科医師)自ら指導しますが、毎月の「実地指導 80点(240円)」の算定ができません。ですから、歯周治療で長く通われる方は、三割負担の保険をお使いの方で毎月240円(プロスペック歯ブラシ一本)分お得です。さらに、外来環の加算もできませんので、初診時の+28点、再診料の+2点の三割負担分、ほんの少し安いです。。
※佐藤歯科医院では、外来環(歯科外来診療環境体制加算)を算定していませんが、患者ごとに滅菌もしくは消毒した切削器具を使用しています。機器の滅菌や消毒には、コストも時間と手間がかかるので、数に限りがあります。これが、一日に診られる患者の数が少ない理由の一つでもあります。
「今すぐ診ろ!、なぜすぐ診ない?」、「佐藤歯科医院はすぐに診てくれない」という、歯科業界の本当の事情を知らない方から、お叱りを頂くことがあります。ですから、そういう事情を知らない(情報弱者の)方は、患者をたくさん診ることのできる(平均一本十万円の
[滅菌を繰り返すと2年で一本7万円の修理代がかかる]
ハンドピースを百本くらい持っていて、大量に処理できる滅菌消毒機器と専従のスタッフを雇っている
はず
の規模の大きな)歯科医院を受診することをお勧めします。保険治療だけでは大赤字になるので、自費治療を熱心に勧めてくるかも知れませんが(笑)
歯周基本検査は、プローブという先の丸い細い針にメモリが付いたものを、歯茎に刺して深さを測ります。歯科医師の私自らやります。チクチクと痛いですが、コレに代わる有効な歯周病検査は他にありませんので、我慢してください。
歯周病治療は、検査→スケーリング(麻酔注射無しでやる歯石除去)→検査(一か月経過)で1クール(フェーズ)です。つまり、検査は短期間の治療と通院でも初診と終診時の最低2回の算定になります。
重度の歯周病の人は、歯周病ポケットが深く(4mm以上)て歯石が取りきれない場合に限って、歯茎に麻酔注射をしてSRP(ピークルとも言う)を次のクール(フェーズ)で行います。
デフォルト設定、つまり誰彼かまわず、検査(200点)→スケーリング→精密検査(400点)→(すべての歯に対しての)SRP→精密検査(400点)を全員の患者さんにすることはありません。診療明細領収書を確認してください。
政治家の無策、失策のツケを国民が負担する消費税増税は、この先、日本の発展の足かせになります。年金支給額の減額、各種減税の先倒し終了と復興税…。経済的負担は、ボディーブローのように効いてきます。家族全員が健康であれば、何の心配も要りません。そのためにも、塩分抜きの食事と同様に口の中を清潔に保つことは、健康維持管理に不可欠ですw。
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