SatoDent.com updated 2018-06-05印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 |

院長の履歴とか

 実家は中学校のすぐ近く、県立高校卒業後、岡山大学歯学部歯学科に現役で合格しました。
院長 なぜ、歯学部だったのか? 親のすねかじりの分際で浪人させてもらえるほど裕福でない家庭だったので、現役で確実に合格しなくてはなりませんでした。
 実家から最も近い国立大学は岡山大学であり、将来性を考えれば医学部だったんですが、共通一次試験の自己採点で850点そこそこと、現役合格ライン930点を大きく下回ったため、泣く泣くランクダウンして歯学部を選択しました。
 父は製材所で、母は縫製工場で働く労働者でした。二十歳の時、父が材木に左足を挟まれ大腿部断裂の重傷を負い、仕送りが一時的に停止、苦学を余儀なくされました。幸いにも、友人たちに恵まれ、割のよいバイトを優先的に回してもらい、アルバイトで生活費を稼ぎ、育英会と授業料免除で学費の負担は軽減してもらえました。ありがたいことに、留年することなくストレートの24歳で卒業でき、歯科医師免許を取得できました。
 ちなみに、歯学部に入学して6年間の学生生活、もろもろすべての出費と、卒業して、保健所で歯科医師免許証を受け取るときに支払う印紙代まで含めて、860万円程度で済んだことに、日本国、育英会、支えてくれた両親、家族、友人達に、心から感謝しています。

机が汚いのは、マジで歯科技工もしている証拠(笑) 卒後、大学の第二補綴科(とりはずしの出来る義歯を専門にする科)に研修医で入局しました。補綴のイロハを皆木省吾先生(当時講師、現教授)について学ばせていただきました。歯科技工についても、歯学部附属病院の歯科技工士さんたちから、いろいろ教わり歯科技工の専門技術とノウハウも習得させていただきました。
 その後、津山中央病院歯科に派遣され、妻の実家もある津山に惚れ込んでしまいました。開業医で修行した後、現地で開業させていただきました。
 津山のどこがいいか? いろいろあるけど、補綴臨床家という義歯が好きな歯医者という観点からしても、総義歯の患者さんが、たくさんいて、いろいろ勉強できる恵まれた環境だったというのが一番の理由だと思います。それに付随して、私の設計通りに義歯を作ってくれる良い技工所や技工士さんがいるってことも、絶対に外せない理由ですよ(笑)。
 開業して十数年。十数年前にやった自分の仕事をきちんとフォローできるということが、臨床医としてのスキルアップに不可欠であることを実感し、自信にもつながっています。
 歯科治療体系で、顎咬合機能回復の「補綴」が最終ステージだからこそ、「歯周」、「保存」といった基礎治療分野も、「補綴」設計に沿って、きちんと、こなせるようになるわけで、オールラウンドな一般臨床歯科医の理想に近づけると日々精進中です。
 治療は、歯科医師である私がすべて行います。もちろん、レントゲン撮影、薬袋に薬を入れる作業も私がやります。女の子が全部やってくれる歯医者とは違いますから、それを期待して来られても困ります。
 私は、晩酌をする習慣がないので酒は飲みません。もちろん、たばこは吸いません。体がたばこ臭くなるのが嫌なので、タバコの煙がある場所は避けるようにしています。パチンコや麻雀など賭け事は儲かった試しが無く、センスがないのでできません。ゴルフはハーフで100をたたくくらいヘタなのでやれません。それに、道具もプレイ代も高いし、正直、この歯科業界の人たちの金銭感覚についていけていません。

 じゃぁ夜は暇だろう? って? (笑)、それがどうして、やることがいっぱいありすぎて、忙しい毎日をすごしています。休日は、自分で出来る範囲の歯科技工をやってます。
 たとえば、パソコン。結構、奥が深いですよね。Linuxのサーバとかいじってたら、すぐに夜が明けちゃいますよ(笑)。
 あぁ、このホームページも、自分で作ってます。
 ちなみに、業者に頼むと、見栄えはいいけど、初期設定で20万円と維持管理が月額2万円とか、1ページ2万円とか、検索サイト、歯科口コミサイト上位ランキング表示サービス料(サクラ書き込み付き)とかも月額ン万円盗られますからね。
 とてもじゃないが、私は払えない。元をとるためには患者さんの 虫歯でない 歯をいったい何本・・・ って笑えないことになるでしょ。ちなみに、うちのホームページは、ドメインとレンタルサーバ代で年間4千円弱です。費用対効果は抜群(笑)。